話題のアレを考える

魚太

2009年12月12日 00:00

皆さんのお世辞でなければ牛忘で大好評を博した「ジンジン」

本場、北海道のかたから見たら、ちょっと失笑されるような内容になるかもしれませんが語ってみようと思います。

ラム肉独特の臭さが気になるかたはヌルーしていただいて…
この先へ進むかたも、生暖かく優しい目で見守っていただくことをお願いしたいと思います。

そんな感じでドゾ↓

そもそも「ジンジン」のはじまりは、数年前に釣りの関係でお世話になった岩手沿岸のかたがたのnaturumブログでした。
か!さんとか大地さんとか、最近コメントも下さるんですが、あんまり勝手にリンク付けるのもなんなんで…
ま、ナチュログを使ってるかたならその気になれば探せますよね。

ちょうど僕の町のホームセンターにも、今年からバケツと固形燃料の簡易ジンギスカンセットが並ぶようになって、なんなんだろうこれは?と、もの凄い気になってた時だったんですよね。

そん時の記事はコチラ⇒「ジン、ジグー」後でRさんからモビルスーツの名前が違うと指摘を受けた恥ずかしいタイトルです。。

聞くところによると遠野のコメリさんというホームセンターが開発したのがこの簡易ジンジンセットだということです。
普通のブリキのバケツに穴をあけ、ちょうど上に乗るのが28㎝径のジンギスカン鍋のようです。
ウチの近所のコチラのホームセンターでは鍋単体だと¥980でしたね。

たまたまウチにあった鍋はコチラ↓の箱に入ってたものです。
だいたい岩手の家庭では所有しているんじゃないでしょうか…?

日本鋳工株式会社http://www.nikoh-kk.co.jp/inquiry/
三重県の鋳物製造会社でした。。。

ホントはコチラのものなんかが所有したいところです。
及源鋳造株式会社http://www.oigen.co.jp/

南部鉄器の鍋です。
厚みがあって冷えにくいのが特徴です。


この鍋の中央が盛り上がった形状にジンジンの全てがあります。
余分な脂が鍋の周りへ垂れて、そこにある野菜が肉汁を吸い込んで最高の味になるんです。
ジンジンは焼き肉ではありません。あくまでジンギスカン鍋…鍋料理なんです。。
一般的な焼き肉は単体で肉を食べますよね。
ジンジンは常に野菜と一緒に肉を食べないとその真価は味わうことができません。
渾然一体となった肉と野菜のハーモニー、それは焼き肉ではなく鍋料理なのです。。
なんなら肉汁を吸い込んだ野菜だけでも充分にうまいです(笑)

野菜は一般的な焼き肉屋さんで焼き野菜として出されるものならなんでもOKです。
しかし何と言っても王道はもやしでしょうか。。
もやしのシャキシャキ感と適度に脂を吸い込む感じは他の野菜の追従をゆるしません。

次に僕が推奨するとすればナスですね。
ナスと油の相性は抜群です。
たまに肉から脂が出すぎて鍋のフチでパチパチとはねることがありますが、ナスは抜群の脂の吸い込みを見せますので、ナスさえ入れておけばそんな現象はおきません。
そしてたっぷりと脂を吸ったナスはホクホクとして抜群にうまいんです。
いかんせん夏~秋が旬の、限られた季節物になるのがちょっと残念です。


naturumでも数種類の鍋を扱ってました。

岩鋳 北海道型ジンギスカン鍋

コチラも南部鉄器。岩鋳さんです。

さてココまでお付き合いいただいたあなた…
どうですか?この週末はジンジン。。。
野外で食べてこそのジンジンです。それも最高の味付けのひとつです。

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